日本では初夏の訪れとともに、蛍の便りが聞こえ始める季節となりました。日本では、川辺や田んぼなど水辺で舞う蛍を思い浮かべる方も多いかもしれません。実は、日本でよく知られる源氏蛍・平家蛍などの多くは幼虫時代を水辺で過ごすため、きれいな水が欠かせません。
一方、6月中旬から8月にかけてシカゴ周辺で見られる蛍 (fireflies / lightning bugs) は生態に違いが見られ、芝生や草むら、公園、林の縁などで過ごす種類が多く、夕暮れになると小さな光が飛び交い始めます。幼虫は土や落ち葉の下で育つそうで、日本とはまた違った初夏の風景を楽しませてくれます。長くなった夕暮れの空の下に広がるやさしい光景が、静かに夏の訪れを知らせてくれる季節…慌ただしい日々の合間にも、ほんの少し足を止め、夕暮れに舞う小さな光に目を向けてみてはいかがでしょうか。


