2月の満月はネイティブアメリカンの間では、Snow Moon / 雪月という愛称で呼ばれています。美しい愛称とは裏腹に、2月は一年で最も寒さが厳しく、最も雪が多く降る時期でもあり、この満月は別名 Hunger Moon / 飢餓月とも呼ばれ、生活や命に直結した過酷な月でもありました。昔の人々には及びませんが、厳しい季節を乗り越え、春を待ち侘びる人々の願いと力強さは、極寒のシカゴに住む私達にとっても共感できるものがあるのではないでしょうか。
さて、この冬の満月には他の季節には無い大きな特徴があります。満月の際には、月と太陽は正反対の位置関係になりますが、特に冬は太陽が低い軌道を通るため、対極にある月が最も高い位置まで昇り、冬の澄んだ空気の中でひときわ白く輝き、その美しい姿を際立たせるそうです。
また、「スノームーン」は浄化や手放しの象徴とされ、心をリセットするのに適した日とされています。シカゴ地域では満月の瞬間は2月2日午前7時過ぎなので、観測には前日の1日夕方6時から夜中の12時ぐらいまでの時間帯がベストとのことですが、南東の空から登り始め、南中に移動する輝く月を眺め、心の浄化に努めてみてはいかがでしょう。



